インターネットでラジオ関西の「聖書と福音」がいつでも聴ける(Web Radio) ウェビオ

Bible & Gospel
■ No.339  2006年09月24日   「人生最良の選択とは」
おはようございます。高原剛一郎です!
 今から150年程昔、アメリカにエドウィン・トーマスという天才的俳優がいました。15才でシェークスピアの書いたリチャード三世に出演して以来、一気にスターになります。身体や小さいのに、とても良く通る大きな声で、見事にシェークスピアの作品を演じる人です。彼はハムレットを百夜連続公演した後、激辛評論家が手ぐすね引いて待つイギリスに渡り、そこでも絶賛を浴びたんですね。まさに人生の成功者でした。ところで、彼にはジョンという弟がいました。彼も俳優で兄のトーマスと共演することもありました。ところがこのジョンが大変な事件を起こしてしまうのです。フォード劇場に芝居を見に来た人物の後ろに近づき、何と頭めがけてピストルの引き金を引いたんです。一体誰が撃たれたんでしょう。……(つづく)

ノア:かけがえのないあなた

ルカの福音書23:39〜43
 十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。ところが、もうひとりのほうが答えて、彼をたしなめて言った。「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」


■ No.338  2006年09月17日   「あがないによる救いとは」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私の長男は梅干しが大好物です。梅干しさえあったら後は何の文句もありません。特におばあちゃんの漬けた梅干しが大好物なんです。直径4センチ近い紀州の梅干しです。それを口の中に一つ放り込むと「酸っぱいのなんのって」という話を聞いているあなたの口の中は、今唾液でいっぱいになっていませんか。ラジオの前のあなたは今梅干しを見たわけでもないのに口の中は唾でいっぱいになっているんじゃありませんか。なぜでしょう。心の中に私の言葉が入ったからです。心の中に梅干しがイメージされたからですね。人間は言葉で生きているんですね。言葉で考えことばに反応して生きるのです。もしあなたの魂の中に破滅的なことばが入っていたら、あなたは破滅的な生き方をなさると思います。……(つづく)

コル・シャローム:弟子となしたまえ

新約聖書 ローマ人への手紙3:23〜24
 すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。


■ No.337  2006年09月15日   「人が赦される唯一の道」
おはようございます。高原剛一郎です!
 朝日新聞のティーンズメールというコーナーに高校3年の女生徒の相談が掲載されていました。題して「人生に意味なんてない」こんな内容です。「生きる意味なんてないと思う。人間は死ぬために生きているんだと。そもそも生まれて来なければ死ぬこともないし、うれしいこともないけど、辛いこともない。明日死ぬかどうかも分からないのに、生きることなんて意味ないと思う。私もどうせ死ぬなら色々楽しいことをやっておきたい。でも、だからと言ってそのために生きておきたいとは思わない。楽しいことがあっても、嫌なことが同じぐらいあるだろうし、早く死んだほうが楽だと思う。こんな事を言うと怒られるけど、思ってしまうんだから仕方がない。私は自分のことが好きだし、特に大した悩みもない。ただ格別生きていたいとは思わない。」それに対してカリスマ的人気を誇る某ミュージシャンがこのように回答しています。……(つづく)

松本優香:君は愛されるため生まれた

新約聖書 マタイの福音書4:8〜10
 今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」イエスは言われた。「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。』と書いてある。」


■ No.336  2006年09月03日   「人生は当たり前か」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私は秋になると思い出すことが一つあります。小学校の年中行事で参加した秋の遠足です。いつだったか栗拾いの遠足に行ったことがありました。目的の山に入るとイガイガのついた栗がそこかしこに落ちてるんですね。みんな笛の合図と同時に目の色を変えて拾い集めました。袋にいっぱいになった子は、みんな自慢したもんです。こんなに沢山の栗を集めることが出来るとは、僕は何てすごいんだろう。私もそんな一人でしたね。ところが大学時代、教育実習で同じようなプログラムに参加することになって、はじめて分かったことがあったんですね。実は栗拾いのときは、子供たちが現地に到着する何時間も前に先生方が山へ分け入り、地元の農協で買っておいたイガ付の栗を地面いっぱいにばらまいておくんですね。……(つづく)

レーナ・マリア:アメイジング・グレイス

新約聖書 ルカの福音書23:41〜43
 われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」 そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」


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