インターネットでラジオ関西の「聖書と福音」がいつでも聴ける(Web Radio) ウェビオ

Bible & Gospel
■ No.309  2006年02月26日   「神にゆだねるとは」
おはようございます。高原剛一郎です!
 今年も2ヶ月が過ぎようとしていますが、どういうわけか株式がらみのスキャンダルがとても多い年ですね。発注ミスからライブドア問題までみんな株式ニュースに振り回されているようです。ところで、1929年ニューヨークの株式の大暴落がありました。人々はパニックに陥り売りが売りを呼び、そしてそれが引き金になって、世界中に大恐慌が発生し、それが保護貿易を生み、遂には第二次世界大戦にまで発展してしまうんですね。しかし経済学的な見地からすると、もしあの時人々がパニックに陥らなければ大恐慌までには至らなかったというのが現在の見方です。本来は精々不況程度で済むはずだったのに、人々の心の中に疑いと恐怖が支配したために、世界を揺るがす未曾有の事態になったわけです。余りにも悲惨な状態だったので、当時のアメリカ大統領ルーズベルトは「我々が恐れなければならないのは、恐れそのものだ」と国民に呼びかけたほどです。……(つづく)

レーナ・マリア:キリストには変えられません

旧約聖書 詩篇40:12〜13
 数えきれないほどのわざわいが私を取り囲み、私の咎が私に追いついたので、私は見ることさえできません。それは私の髪の毛よりも多く、私の心も私を見捨てました。主よ。どうかみこころによって私を救い出してください。主よ。急いで、私を助けてください。


■ No.308  2006年02月19日   「自己中心から神中心の人生」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私は先日、こんな記事を読みました。シカゴにあるオフィスビルのオーナーが、入居者からクレームを受けたというのですね。それは「エレベーターが来るのが遅すぎる。何とかしてくれ!」というクレームです。急ぎのときには階段もありますが、高層ビルだとそういうわけにはいきませんね。しかし、追加エレベーターの工事をするとなると、コストがかかります。そこでこのオーナーはあることをしたところ、翌日苦情がピタっと止まったそうです。一体何をしたんでしょうか。エレベーターの隣に大きい鏡を置いたんですね。たったそれだけのことで待ち時間のイライラや苦情がなくなったと言うんですね。なぜでしょうか。人は自分の姿を見ているときには、時間を忘れるからです。オフィスビルの訪問者は大抵ビジネスマンかキャリアウーマンですね。家を出るときには鏡を見たでしょうが、さあ、これからと言うとき、もう一度チェックするのに抜群の場所、それがビルの玄関、1階エレベーター前だったんですね。……(つづく)

リラ:この道はひとつ

新約聖書 マルコの福音書1:14〜15
 ヨハネが捕えられて後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べて言われた。「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」


■ No.307  2006年02月07日   「神の現実、人の実情」
おはようございます。高原剛一郎です!
 私は今年のはじめにイスラエル旅行に行きました。一緒に行ったメンバーの中に新婚カップルが3組もいたんです。せっかくの新婚旅行で一生の思い出になるように、本人たちには内緒でサプライズ企画というのを、ホテル側に依頼したんですね。夜デコレーションされたフルーツやデザートを届けさせたんです。本人たちは思いがけないプレゼントにきっと感激してくれると期待していたんですね。ところが後で聞くと大混乱したと言うんです。注文してないデザートがルームサービスで届いたんで、きっと部屋を間違えたんじゃないかとか、頼んでないのに手をつけてしまったら、後でどれくらい請求されるかと思ったら、身が縮んだとか言うんですね。おお何と慎ましい人びとよと思ったんですが、よくよく考えてみると、気持ちが分からないでもないのですね。……(つづく)

松本優香:君は愛されるために生まれた

新約聖書 ヨハネの福音書14:6
 イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。


■ No.306  2006年02月05日   「魂の羊飼いイエス・キリスト」
おはようございます。高原剛一郎です!
 イギリスにリチャード・ワイズマンという心理学者がいます。彼の見るところによると世の中にはどうゆうわけか、「ついてる人とついてない人がいる」と言うんですね。ラッキーな人とアンラッキーな人、幸運な人と不運な人がいるように思えると言うんですね。一体この違いはどこにあるんだろうと研究したそうです。ワイズマン博士は運のいい人の代表としてウエンディという40才の主婦をあげました。というのは彼女はやたらと賞や抽選に当選する人で平均すると一週間に3回当たるそうです。過去5年間で高額の現金を引き当てたことも一度や二度ではなく、豪華な海外旅行まで何度も何度も当たっているんですね。……(つづく)

森祐理:主は今、生きておられる

新約聖書 ルカの福音書15:3〜7
 そこでイエスは、彼らにこのようなたとえを話された。「あなたがたのうちに羊を百匹持っている人がいて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野原に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。 見つけたら、大喜びでその羊をかついで、帰って来て、友だちや近所の人たちを呼び集め、『いなくなった羊を見つけましたから、いっしょに喜んでください。』と言うでしょう。 あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない九十九人の正しい人にまさる喜びが天にあるのです。


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